深掘り
「感謝してもしきれない」高市首相と維新の蜜月 自民内に膨らむ不満
野平悠一 藤原慎一
[PR]
きっかけは1年前、大阪万博閉幕の夜
自分が一番、苦しい時に助けてくれた人に恩を報いたい――。これが、高市早苗首相(自民党総裁)の日本維新の会に対するスタンスだ。
維新が助けたのは自民ではなく、高市首相。そこにこの政権のいびつさがある。
「日本維新の会には感謝してもしきれない思いがある」
政権発足から1年を迎えた今月21日。首相は満面の笑みを浮かべて記者団に語った。
そして続けた。「昨年、私は自民党総裁にはなれたけど、首相にはなれないんじゃないかという状況だった」。昨年10月の党総裁選で高市氏が総裁に選ばれたものの、窮地に立たされていた。
衆参両院で自民党は過半数に満たず、さらに連立相手の公明党は離れていった。国会の首相指名で選ばれなければ首相になれない可能性があった。
助け舟を出したのが維新だった。
「大事な話がしたいんです」
大阪・関西万博が閉幕した昨…
この記事は
有料記事です。残り1660文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事を書いた人
- 政治部|政党担当キャップ
- 国内政治、安全保障、憲法、震災復興
関連トピック・ジャンル
ジャンル
