ミスターと松井秀喜さんの深い絆 「約束」を胸に秘め、新監督就任へ
笠井正基
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プロ野球巨人の新監督に就任することが分かった松井秀喜さん(52)は、入団時の監督だった長嶋茂雄さんと、長く深い絆で結ばれてきた。
2人の運命が重なったのが、1992年秋のドラフト会議だった。
巨人が1位指名し、4球団競合の末、長嶋さんがクジを引きあてた。
阪神ファンだった松井さんのもとには、ミスターからこんな直筆の色紙が届けられた。
「松井君 君は巨人の星だ ともに汗を流し王国を作ろう。熱い期待を込めて待っている」
ここから、球史に残る師弟関係が始まった。
石川・星稜高時代から「ゴジラ」と呼ばれた松井さんを、球界を代表するスラッガーに育て上げる――。
長嶋さんは「4番1千日計画」を掲げ、マンツーマンで指導した。
東京ドームでも、遠征先の宿舎でも、毎日のように2人きりで素振りを重ねた。
巨人の寮では、松井さんが素振りを重ねた部屋の畳は、ぼろぼろになるまですり切れた。
長嶋さんが耳を澄まし、バットが空を切る音で好不調を聞き分けたのは、いまや語り草になっている。
長嶋邸に通った際、目に入っ…
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