ジュワッと肉汁広がれば、そこはもうブラジル シュラスコの定番
サンパウロ=河崎優子
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炭火焼きに相性抜群、父が見つけた「ピッカーニャ」
ブラジル料理といえば、大きな肉のかたまりを炭火で焼く「シュラスコ」がよく知られている。ヒレ、ハラミ、コブ……。部位が多くて覚えきれないが、とりあえず定番の「ピッカーニャ」さえ頭に入れておけば、間違いない。実はかつて、全く注目されていない部位だったそうだ。
「ピッカーニャを世界で初めてシュラスコで提供したのは、私の父でした」
支局から歩いて5分の場所にある高級レストラン「DINHO'S(ジーニョス)」の2代目、パウロ・ゼガイブさん(60)は誇らしげにこう主張する。
【連載】世界グルめぐり
日本にいながら各国料理を食べられる時代でも、本場でしか味わえないスペシャルな一皿があります。特派員たちが世界各地をめぐり、とっておきのグルメを紹介します。
シェフだったゼガイブさんの父は、1960年の創業当時、食肉加工業の友人の工場を訪ねた。「これ、シュラスコに向いているかも」。目にとまったのは、イスラエルに輸出される部位から切り離され、残っていたピッカーニャだった。
ピッカーニャ、どの部位?
試しに店で焼いて提供すると…
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この記事を書いた人
- サンパウロ支局長|中南米担当
- 中南米の全分野、ジェンダー、環境、スポーツ
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