渕沢貴子
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佐賀県伊万里市の20代男性が、自分のクレジットカードを不正利用され、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のチケット5枚が勝手に購入された。警察がチケット利用日に張り込んでいると、そのチケットを持った観光客5人がやって来た。チケットの入手ルートを探ると――。
県警サイバー犯罪対策課と伊万里署は22日、中国籍の自営業の男(44)=さいたま市浦和区=を盗品等保管の疑いで21日に逮捕したと発表した。
発表によると、男は2025年6月23日ごろ、不正に購入されたUSJチケット5枚(販売価格計15万650円)を、犯罪で得られたものと知りながら、配達員を介して受け取り、預かった疑いがある。
県警の調べに対し、男は容疑を一部否認し、「チケットを保管していたのは間違いないが、犯罪で手に入れたとは知らなかった」と話しているという。
県警によると、被害男性は25年5月22日、カード会社を装ったメールを受信し、リンク先のサイトでカード情報を入力した。その後、チケット購入を知らせるメールが本物のカード会社から届き、詐欺だと気づいた。詐欺メールからフィッシングサイトに誘導されたとみられる。カード会社に手続きをしてそれ以上の被害を食い止め、翌日、署に被害を届け出たという。
チケットは、USJのアトラクションを優先的に利用できるパスだった。8月の利用日が指定されていたため、県警の捜査員が張り込んでいた。チケットを持って現れた5人連れの中国人観光客に話を聞くと、日本以外のフリマアプリで購入し、日本から自宅に送られてきたと説明。発送元の捜査で男の関与が浮上したという。
また、チケットは都内のコンビニエンスストアで発券されていたことも分かった。県警は、アプリへの出品やチケットの発券などは、男とは別の複数の人物が関わったとみて捜査している。
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