現場から
第1回ネパール土石流、警報は届いたのに気づかれず 政府が急ぐ体制見直し
ビドゥール=鈴木暁子
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【連載】ヒマラヤ津波 残された課題(1)
8月26日朝、ネパールの中国国境に近いランタン・リルン山の斜面で、大規模な崩落が発生した。大量の氷や岩石、水が一体となって津波のような勢いで土石流となって谷を流れ下り、橋や建物を押し流しながら下流へ広がった。現地では「ヒマラヤ津波」とも呼ばれた。
ネパール政府に第一報が入ったのは午前8時55分。その後、携帯電話会社を通じて「チベット側から大規模な洪水が流入した。安全な場所にとどまるように要請します」という警報がSMS(ショートメッセージ)によって約67万人に発信された。
だが、警報は必ずしも住民の避難には結びつかなかった。
【連載】ヒマラヤ津波 残された課題
濁流と土砂が巨大な津波のような勢いで谷を駆け下り、集落をのみ込む。ネパールを襲った大規模土石流は「ヒマラヤ津波」とも呼ばれます。被災地を歩き、災害後に浮かび上がった課題を探ります。
発生地から約50キロ下流の…
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この記事を書いた人
- ニューデリー支局長|南アジア担当
- 移民、文化、アイデンティティー
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