深掘り
土井良典
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毎年のように、プロ野球(NPB)に人材を送り出すチームがある。
独立リーグ・四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックス。22日にあったドラフト会議でも、渡辺隼輔内野手(20)がヤクルト7位、石井康輝投手(23)が阪神7位で指名された。育成ドラフトでも、山下健信投手(22)、荒木誠也投手(24)が阪神、藤原佑外野手(20)、寺井広大内野手(19)が楽天から指名を受けた。
徳島の選手の指名は、これで14年連続(育成含む)になる。
四国独立リーグの徳島が、プロ野球へ人材を送り出し続けています。どうやって育成しているのでしょうか。今季、阪神の抑えの切り札としてブレークした工藤泰成投手の歩みから、「徳島メソッド」の秘密を探ります。
独立リーグのチームが、なぜこれだけNPB球団から注目を集めるようになったのか。
1人の投手の歩みから、ひもといてみる。
「想像を超えてきている。すばらしいの一言」
徳島選手のフィジカル強化を担当するインディゴコンディショニングハウスの殖栗(うえぐり)正登代表は感嘆の声を上げる。
想像を超えた、というのは阪神の工藤泰成。今季、57試合に投げ、防御率1.05の好成績で初のセ・リーグ連覇に貢献した。
最速163キロの快速球を誇る右腕は2024年、徳島に入団。同年10月のドラフト会議で阪神から育成1位指名を受けた。
殖栗さんが徳島に関わって14年目。25年までにNPB球団へ送り出した選手は34人で、このうち23人が投手(NPB入り後に野手転向も含む)だ。今年も指名された6人のうち、3人が投手だった。
球速にこだわる
独立リーグに入ってくる選手は、高校、大学、社会人時代はNPBのスカウトに注目されなかった選手がほとんどだ。だから、わかりやすい武器がないとNPBには振り抜いてもらえない。
投手は球速という一目瞭然の目安がある。野手より送り込みやすい。殖栗さんはそう感じてきた。
工藤は明桜高(秋田)から東京国際大に進んだ。大学時代の球速は150キロを超え、4年次にはプロ志望届を提出したが、NPBからの指名はなく、徳島へ入団した。
「お前、全然だめだな」…
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- 政治行政、就職氷河期世代、犬との暮らし
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