覆面の入植者らが欧州の外交団を襲撃か 相次ぐ西岸での暴力事件
エルサレム=遠藤雄司
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パレスチナ自治区ヨルダン川西岸の村タイベを訪れていたベルギーやフランスなどの外交団が17日、覆面をした入植者に襲撃された。ベルギーのプレボ副首相兼外相がSNSへの投稿で明らかにした。イスラエル紙ハアレツなどによると、襲撃によってフランス北部の市長が負傷し、ベルギー領事館の車の窓が割られたという。
イスラエル軍は17日、外交団がイスラエル人「暴徒」に襲撃されたとして「強く非難する」との声明を発表。警察の鑑識などが現場に入って捜査を始めたとした。一方で、外交団の訪問がイスラエル軍と事前に調整されていなかったと指摘し、今回のような事案を防ぐためには調整が重要だと主張した。
ハアレツによると、ヨルダン川西岸では前日の16日にも、米ワシントン・ポスト紙の写真記者が入植者に襲われて負傷し、病院で治療を受けた。
西岸での入植者によるパレスチナ人への暴力事件は急増している。国連人道問題調整事務所(OCHA)の発表によると、住民の死傷または物的損害をともなう暴力事件が1~8月だけで1623件に上った。過去20年で最多だった昨年の1836件を超えるペースだ。
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- エルサレム支局長
- 中東情勢、アフリカ情勢、紛争、災害、事件
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