投稿動画影響、取引先から契約解除 識者「標的、著名人に限らない」
佐藤道隆 三科俊和
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不動産会社の役員だった男性(当時36)の名誉を投稿動画で傷つけたなどとして、京都府警は14日、動画配信会社役員で「KENZO 新宿109」の名で活動していた池田実貴容疑者(28)を名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕した。
動画は男性について「詐欺師です」「京都の寄生虫との呼び声も!?」といったテロップをつけるなどした内容で、男性は動画投稿の約1カ月後の2025年7月に亡くなった。
池田容疑者は「弁護士と話してから話す」と供述しているという。
府警は、別の男2人も、男性に対して追及動画を投稿すると告げ、「おめえの生きるも死ぬも全部俺のさじ加減じゃ」などと言って、30億円を脅し取ろうとしたとする恐喝未遂の疑いで逮捕している。
2人は容疑を一部否認するなどしている。
母親「動画は一方的な内容」
男性の母親(73)が15日、京都市内で記者会見し、この3人を相手取って約2億3千万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こすと明らかにした。
母親は会見で「生きていてほしかった」とハンカチで涙をぬぐい、YouTubeに投稿された動画について「一方的な内容だった。あの動画がなければ(息子は)生きていたかもしれない」と話した。
母親は、男性が亡くなる前に残したという動画を公開した。
男性はこのなかで、投稿された動画の反響が大きく、取引先から契約を急きょ解除されるなどの影響があったと説明した。「犯罪者認定みたいにされた」とも話した。
また「たった1本の動画で十何年分がつぶされた」とし、「そういうビジネスが成り立つ世の中なのかもしれない。そういうのはやめたほうがいいと思います」と呼びかけていた。
「KENZO 新宿109」として活動していた池田容疑者のYoutube登録者数は100万人を超える。今回の動画もここに投稿されたが、現在は削除されている。
悪質投稿「視聴者も注意を」
「突撃系」「暴露系」といっ…
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