深掘り
今年もドジャースと戦うブルワーズ 総年俸半分以下の集団なぜ強い?
ミルウォーキー=大宮慎次朗
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大リーグは11日(日本時間12日)、7回戦制のナショナル・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)が始まる。顔合わせは、2年連続でドジャースとブルワーズだ。
両チームがぶつかる構図はしばしば、小さな少年が巨人を打ち負かす旧約聖書の物語にたとえられる。
「ダビデ対ゴリアテか?」
わかりやすい数値がある。米大手のデータサイト「Spotrac」によると、ドジャース選手の総年俸額は、メジャー全30球団トップのメッツに次いで高額な約3億3932万ドル。対するブルワーズは、1億4621万ドルで平均以下の19番目。実に2.3倍以上もの格差がある。
ワールドシリーズ(WS)3連覇を狙う巨大戦力のドジャースが「ゴリアテ」で、WS優勝経験のないブルワーズが「ダビデ」というわけだ。昨年はドジャースが4連勝でNLCSを制して、WSへ進んだ。
しかし、開幕を翌々日に控えたこの10月9日。ドジャースのロバーツ監督はオンライン会見で、この構図をきっぱりと否定した。
「全く違う。彼らが我々を恐れていることは絶対にない」
ブルワーズは今季のレギュラーシーズンで103勝59敗。ドジャースの100勝62敗を上回り、2年連続で全30球団で最高勝率となる6割3分6厘を記録している。
資金に限りがある球団が、なぜここまで強いのか。
ブルワーズのホームスタジア…
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