ノーベル賞のマチャド氏、ベネズエラ帰国が実現 授賞式で出国以来
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昨年のノーベル平和賞を受賞したベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏(59)が25日、10カ月半ぶりにベネズエラに帰国した。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)などが伝えた。平和賞授賞式への出席のために出国したまま、帰国できない状況が続いていた。
NYTによると、マチャド氏の広報担当は声明で帰国を明かし、「トランプ米大統領、ルビオ米国務長官、米政府、議会、同盟諸国の政府」による支援に感謝の意を述べたという。
マチャド氏は25日、自身のX(旧ツイッター)で「私はここにいる、あなたたちと一緒に」と投稿した。24年のベネズエラ大統領選で元野党統一候補となったエドムンド・ゴンサレス氏も「私たちのリーダーであるマリア・コリナがベネズエラの地にいると発表できることに、心から興奮している」と投稿した。
ルビオ氏はXに「米国が支援した和解協議の結果」により、マチャド氏の帰国が実現したと投稿。ベネズエラの政治における自由が尊重されることを期待しているとした。
母国では捜査対象、ひそかに出国
マチャド氏は、選挙の不正が指摘された24年の大統領選の結果に異議を唱えたとして当局から捜査対象とされ、国内に身を潜めて暮らしていた。
平和賞の受賞が決まり、昨年12月10日のノルウェー・オスロでの授賞式に出席すべく、ひそかに出国。授賞式には間に合わなかったが、公の場に姿を現した。
今年1月には米国でトランプ氏とも会談。帰国は複数回にわたって試みてきたが、ベネズエラ当局などに阻止されてきた。6月に帰国しようとした際には、トランプ政権も政治的混乱を懸念し、阻止に動いたと報じられていた。
ベネズエラはニコラス・マドゥロ大統領が1月に米軍により拘束されて以降、副大統領だったデルシー・ロドリゲス氏が暫定大統領に就いた。トランプ政権はもともとマチャド氏を支援していたが、拘束作戦後は暫定政権と関係を深め、ロドリゲス氏も以前の反米姿勢から米国との協調路線に転換している。
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