強盗殺人容疑などで飲食店経営者の男を逮捕 鹿児島・鹿屋の事件で
大村久
[PR]
鹿児島県鹿屋市笠之原町で今年7月下旬、飲食店経営の大隅さつきさん(49)が自宅で殺害された事件で、県警は10月23日、飲食店経営の肥後隆昭容疑者(59)=同市新川町=を強盗殺人などの疑いで逮捕し、発表した。「被害者と会ったことは間違いない。被害者を殺していないし、盗みもしていない」と容疑を否認しているという。
県警によると、肥後容疑者は7月28日未明から早朝までの間、一人暮らしの大隅さんの自宅に侵入し、大隅さんの首を圧迫するなどして窒息死させ、現金などを奪ったほか、大隅さんからの借金の返済を免れた疑いがある。
殺害現場付近での防犯カメラ映像などから逮捕につながったという。奪った現金や借金の金額などについては、捜査に支障があるとしてあきらかにしなかった。
県警は2人に面識があり、3年前に口論でのトラブルが1件あったことを把握しているが、事件とは関係ないとみている。
事件は、7月28日夜に大隅さんの親族が「連絡が取れず、家に行くと室内で倒れていた」と119番通報。翌29日に県警が司法解剖したが当初、死因は不詳としていた。県警は捜査を続けた結果、約1カ月後の8月24日に死因を窒息と特定。殺人事件として、鹿屋署に捜査本部を設置し、これまで延べ約4千人が捜査していた。
事件発生から容疑者逮捕まで約3カ月を要した理由について、牛垣誠刑事部長は「緻密(ちみつ)かつ慎重に、多くの収集された証拠を入念に鑑定あるいは精査するなど、確実な捜査を行っていた」などと述べた。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
関連トピック・ジャンル
ジャンル
