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新潟市長選が25日投開票され、無所属現職の中原八一氏(67)が、いずれも無所属で新顔の早武淳氏(60)と青木学氏(60)を破り3回目の当選を確実にした。自民議員などの支援を受けた中原氏が安定した選挙戦を繰り広げ、新顔の2人を寄せ付けなかった。
中原氏の支持者らは新潟市中央区のホテルに集まった。午後8時に当選確実が伝わると会場は拍手に包まれた。中原氏は「人口減少が進むなか重要課題に取り組みながら、輝きを増す新潟をみなさんとつくって参りたい」と語った。
選挙戦で中原氏は、JR新潟駅北側から古町地区までの活性化策「にいがた2km(キロ)」に取り組み、企業誘致を進めた実績などをアピール。白山地区でのアリーナ建設を起爆剤とした地域経済の活性化や、小中学校の体育館への空調設備整備、「にいがた2km」を駅南側の鳥屋野潟南部に広げる「都心軸ビジョン」などを公約に掲げた。古町地区の地下商店街「西堀ローサ」の跡地対策では、公共利用を踏まえた「分割活用」案を提示した。
一方、能登半島地震で起きた液状化対策では、住民に負担を求めたことが他候補から批判を受けた。中原氏は「負担が難しい方は減免される」などと説明した。
告示が約1カ月半前に迫った9月上旬、「多くのみなさんの支持を得たい」と他候補に先がけて無所属での立候補を表明した。ただ、実際は自民党の市議や県議のほか、国会議員らがたびたび応援に駆けつけるなど、自民の組織力を使い安定した選挙戦を展開した。県議や参院議員を務めた中原氏自身も、自民との太いパイプをアピールした。花角英世知事も支持を表明した。
中道改革連合の分裂も絡み、野党共闘の動きが鈍かったことも有利に働いた。県内の自民勢力は、5小選挙区で全勝した2月の衆院選、花角氏が再選した5月の知事選に続く大型選挙での勝利となった。
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