深掘り
岩井コスモへの攻撃、専門家「次元が違う。証券会社になりすました」
榊原謙
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岩井コスモ証券(大阪市)のインターネット取引のシステムがサイバー攻撃を受け、顧客が意図しない売買が成立していた。金融機関の中核システムに侵入し、不正取引を許した今回の事案について、サイバーセキュリティーに詳しい神戸大名誉教授の森井昌克氏は、「国内では聞いたことがない。個人情報の漏洩(ろうえい)などとは次元が異なる攻撃だ」と危機感を語る。
――岩井コスモと、システムの運用・保守を受託するトレードワークス(東京都)は20日、顧客が意図しない発注が7口座分で発生し、うち5口座で売買が約定されたと発表しました。
「証券会社の中核システムである売買システムに侵入され、不正な取引まで行っていたとすれば、これまでとは次元が異なる攻撃で、非常に危惧される。金融機関のシステムに侵入し、取引操作をするという事案は、国内では聞いたことがない。今回は証券会社だったが、場合によっては銀行のシステムに侵入されて、銀行が管理している資金も外部から自由に動かせる可能性もゼロではないのでは、と思わされる事案だ」
AIで脆弱性発見か
――金融庁によると、ネット…
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この記事を書いた人
- 経済部|金融取材キャップ
- 金融、米国経済
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