現場から
エリアリポーター・上妻順子
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鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから10月20日午前4時41分、国の基幹ロケット「H3」10号機が打ち上げられた。世界で初めて火星の衛星から試料を持ち帰ることをめざす、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の火星衛星探査計画「MMX」の探査機を搭載。轟音(ごうおん)とともに強い光を放ちながら打ち上がると、町内に設けられた見学場は歓声に包まれた。
【動画】火星衛星探査機「MMX」を搭載したH3ロケット10号機が打ち上げられた=上妻順子撮影
センターに最も近い見学場の恵美之江展望公園にも多くの人々が集まった。町の「宇宙留学」制度で留学しているという大川小学校5年生の小勝温さんは「ロケットの打ち上げを近くから見られたので迫力があった。音や光、煙など大きくてびっくり。もう言葉にならないほど感動した。MMX頑張れ」と語った。
ロケットは打ち上げから約1時間11分後、無事に探査機を分離した。探査機は火星の第1衛星「フォボス」に向かう。持ち帰った砂や岩石を調べてその起源に迫る。
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