アンリアレイジ、デザイナーの故郷・国立で大規模ショーを開催へ
編集委員・後藤洋平
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東京を拠点にパリ・ファッションウィーク(PFW)で新作発表を続けるブランド、アンリアレイジが11月22日、東京都国立市のJR国立駅の開業100周年を記念して大規模なショーを開催する。一般観覧も受け付ける。
デザイナーの森永邦彦は国立市出身。地元の都立国立高校を卒業し、早稲田大学在学中に服作りを学んだ。2003年にブランドを立ち上げ、05年に東京コレクション、14年にPFWに進出した。
光の当たり方や温度によって色が変化する素材など、テクノロジーを駆使した独創的な服作りで知られる。19年には若手デザイナーの登竜門「LVMHプライズ」のファイナリストに選ばれ、毎日ファッション大賞も受賞。21年のドバイ万博では日本館の公式ユニホームを手がけ、23年には米歌手ビヨンセのワールドツアーの衣装も担当するなど、国際的に活躍している。
今年9月にパリで発表した27年春夏コレクションで、現地での発表は25回目になった。11月の記念ショーでは、過去25回のコレクションから選んだ作品に、最新作「SKIN」、国立駅の100周年を祝う特別なコレクションを加え、計100体を披露する。
国立の街は1920年代、西武グループの礎を築いた堤康次郎が率いた箱根土地によって、学園都市として整備が進められた。26年に駅が開業すると街づくりも進み、翌27年には東京商科大学(現・一橋大学)が移転。三角屋根の駅舎を中心に道路が放射状に広がる街並みが特徴的だ。
その景色は森永にとって、創作の原風景でもある。現在もブランドを象徴するパッチワークの服は国立市内のアトリエで作られている。
森永は「100年前、この街には、まだ見えない未来を信じて駅をつくった人たちがいました。僕が育った国立は、その人たちが描いた未来の風景の中にあります。いま当たり前にある日常が、100年後も当たり前にあるとは言い切れません。いま非日常とされていることが、100年後には日常になっているかもしれない。日常と非日常は、いつか入れ替わる」とコメントしている。
ショーは午後7時半から8時まで。一般観覧は無料で、着席と立ち見の2種類を用意する。応募期間は10月23日から30日まで。応募多数の場合は抽選になり、当選者には11月13日までにメールで招待状が届くという。
応募窓口は国立市在住者と市外在住者で異なる。国立市在住者は国立駅開業100周年記念サイトhttps://kunieki100th.kunimachi.jp/
、市外の希望者は専用応募フォームhttps://forms.gle/SABMPdZTf7cwBEbA6
から。
◇写真はブランド提供
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この記事を書いた人
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