現場から
枝松佑樹
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火星衛星探査機「MMX」を載せたH3ロケット10号機の打ち上げ成功から約3時間後。鹿児島県の種子島宇宙センターで20日午前に開かれた記者会見には、ロケットと探査機、それぞれの宇宙航空研究開発機構(JAXA)の責任者が並んだ。成功した喜びの中にも、当初の予定から2年遅れで迎えた打ち上げへの安堵(あんど)と、5年間に及ぶ探査の出発点に立った緊張感がにじんだ。
H3プロジェクトマネージャの有田誠さんは「『次の2年後』にならないように、しっかり今日の日に打ち上げられた」と、はにかんだ。
MMXは当初、2024年度に打ち上げを予定していた。だが、H3試験機1号機の失敗などを受け、26年度に延期された。地球と火星の位置関係から、火星圏へ向かえる好機は約2年に1度しかない。
10号機の約1時間に及ぶ飛行の末、MMXの分離信号が届いた瞬間は「やっと約束が果たせたという感じ。安堵すると同時に、本当に肩の荷が下りた」。
日本の探査史上最大級の約4…
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この記事を書いた人
- くらし科学医療部|宇宙担当
- 医療・科学の調査報道
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