インタビュー
中間選挙から探る米国の行く末 後継は誰?「トランプ党」は続くのか
聞き手 シニアエディター・尾沢智史
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11月に行われる米国の中間選挙。米国の保守思想を研究してきた井上弘貴さんは、「米国の政治文化の変容を示す選挙になるかもしれない」と指摘します。共和党の次期大統領候補は見えてくるのか。「トランプ時代」の行く末は。
――今回の中間選挙が、米国の保守にとって持つ意味をどう見ていますか。
「世論調査では、トランプ大統領の支持は著しく下がっています。しかし、中長期的に見ると、トランプ人気が失われたとは言いにくい。少なくとも、岩盤支持層であるMAGA(米国を再び偉大に)派は、必ずしも離反していません」
「世論調査で中間選挙の争点を聞くと、物価高がトップで、移民問題などへの関心は下がっています。イラン攻撃の泥沼化でガソリン価格が高騰し、国民の不満が高まっているのは確かです。中間選挙は、大きな価値をめぐる対立よりも生活に直結した問題が争点になりやすい。とはいえ、民主党が大勝して『青い波』が起きるかというと、それはかなり不透明です」
――共和党内で「トランプ離れ」が起きているとも報道されています。
「中間選挙で勝つために、一…
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