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「不正アクセスによるお客様情報流出のおわび――」。サイバー攻撃のニュースを連日、取材する記者(36)の元にも、10月上旬以降、こうしたメールが複数の企業から届いた。
氏名、メールアドレス、電話番号から住所まで漏洩(ろうえい)したという。連絡はメール一通だけ。どうしようもできない空しさが募った。果たして、個人情報が漏洩してしまったら、さらに被害を広げないため、何に気をつけるべきなのか。できることはあるのか。
情報セキュリティーに詳しい情報処理推進機構(IPA)の中島尚樹氏に聞いた。まずは焦らず、どの情報が漏れたかを確認することが大切だという。漏れた情報の種類によって、対処の仕方が変わってくるからだ。
お金に直結する情報、特に急いで対応を
中島氏によると「特に迅速な対処が求められるのは、金銭被害につながりやすい情報が漏れてしまった時」だ。
例えば、クレジットカードの…

