インタビュー
高市政権の「潮目」の可能性 牧原出・東大教授が読む簗氏辞任の影響
聞き手・宮島昌英
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選挙を理由に道路予算を「カットした」と発言した簗(やな)和生農林水産相が辞任した。
簗氏の辞任は高市早苗首相の人事判断や政権運営のあり方を問う問題となった。政権への影響をどうみるか。牧原出・東京大学教授(行政学)に聞いた。
◇
高市政権は発足から1年で初めて大きくつまずいた。首相が自ら選んだ人事で不祥事が生じ、辞任判断も遅れたことが決定的だった。
簗氏が発言した、選挙の遺恨を道路予算で晴らすというのは、議員としてありえない発言だ。自民党が次の選挙で公認するかも問われるだろう。
今回の問題は、内閣改造が引き金となった。第1次内閣は麻生太郎副総裁の助言も受け、スキャンダル回避を重視したディフェンシブな布陣だった。
発足1年で政策展開が進まず…
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