相次ぐサイバー攻撃に政府の対応は 情報収集に力を入れるも…
富永鈴香
[PR]
企業を狙ったサイバー攻撃が相次ぎ、大量の個人情報が流出する事態が続いている。AI(人工知能)が攻撃に使われている可能性が高いとされ、政府も情報収集に力を入れるが実態の把握は難しく、企業との連携にも課題が残る。
政府の国家サイバー統括室(NCO)は8日に関係省庁の担当者らを集めた会議を急きょ開き、NCOに情報を集めるよう指示した。ただ、NCOの関係者は「攻撃の全容解明には至っておらず、攻撃の背景を把握できている状況でもない」と明かす。
今回のサイバー攻撃は、急速に発展するAIによるものだとの見方が強い。AIはシステムの脆弱(ぜいじゃく)性を探すことにたけており、脆弱性を発見してから攻撃につなげるまでのスピードも格段に速い。
そうした状況に、政府・与党も危機感を強める。自民党でサイバー政策を取りまとめる平将明・元国家サイバー保障相は「AIによる効率化・自動化による飽和攻撃が背景にある」と党の会合後、記者団に指摘した。そのうえで、官民が連携し対策を進める必要性を強調した。
10月1日には、サイバー攻…
この記事は
有料記事です。残り374文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事を書いた人
- 政治部|首相官邸担当
- 国内政治、政治参加
関連トピック・ジャンル
ジャンル
