深掘り
「完敗です」日本ハム新庄監督、選手が感じたソフトバンクとの差
鷹見正之
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パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)最終ステージで、日本ハムはソフトバンクに3連敗を喫し、敗退した。
レギュラーシーズンでも5勝18敗2分けと大きく負け越し。開幕前は「最大のライバル」と見られていたが、力の差を見せつけられる結果となった。
10月16日、3試合連続で逆転負けした日本ハムの新庄剛志監督は「完敗です」と脱帽するしかなかった。
一回に清宮幸太郎の適時打で先制し、五回に水野達稀の適時打で一度は勝ち越したが、直後に正木智也に逆転2ランを浴びると、失点を重ねた。
なぜソフトバンクと、ここまでの「差」がついたのか。
新庄監督は試合運びの巧みさを指摘した。
「野球がうまい。走者の進め方やここ一番での勝負強さがある」
ソフトバンクの各打者は、カウントごとの狙い球や打つ方向などを徹底していた印象を受けたという。
「やりたいことと技術が一致している」と表現するのは郡司裕也だ。
「お互いにプロなので、なかなかやりたいことをやらせてもらえない」とした上で、「これをされたら嫌だなという場面で徹底してくる。選手も、グラウンドで体現できている」と話す。
引っ張りたい場面で確実に引っ張る。ゴロを打ってはいけない場面では、ゴロにならない打ち方をする。意識の徹底に加え、ベンチからの指示を実行する選手の技術の高さを感じたという。
CS最終ステージの3試合で、日本ハムは計23安打、1本塁打で7得点。ソフトバンクは計27安打、2本塁打で17得点だった。
安打数はそれほど変わらないが、得点では引き離された。ソフトバンクは進塁打など着実に走者を進め、得点したケースも多い。
16日の第3戦では、1点を追う三回無死二塁で、柳町が一ゴロを打ち、1死三塁として庄子の同点適時打につなげた。
一方で、日本ハムは五回無死二、三塁で奈良間が平凡な三ゴロに倒れ、走者が動けないなど、チームプレーの差が明暗をわけた。
新庄監督は「悔しすぎて、一周回っている」と独特の表現で心中を明かし、続けた。
「選手個々の成績を伸ばさないといけない。来年は変わると思う」。来季が就任6年目になる。
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