深掘り
燃える市庁舎、住民らぼうぜん フランスの小都市に及んだデモと騒乱
ニューヨーク・タイムズ翻訳記事 Giulia Imbert/New York Times 翻訳=朝日新聞国際報道部
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This French City Was Rarely Linked With Unrest. Then Arsonists Attacked
フランス中部の小さな都市リモージュ。18日の午後、その中心部に100人を超す人々が集まり、市庁舎の残骸をぼうぜんと見つめていた。
黙って立ち尽くす人もいれば、建物の骨組みにカメラを向ける人もいた。前夜の火災でほぼ全焼し、なお煙を上げていた。
19世紀後半に築かれた灰色の石壁と、いくつかの割れた窓のほかは、ごくわずかしか残らなかった。屋根も、正面の時計もない。かつて建物の上にそびえていた金属製の鐘楼さえもなくなった。
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「残ったのは写真だけだ」
ジル・ペニュランさん(64)は、妻のシルビーさん(61)と残骸を見つめて話した。2人は35年前、この建物で結婚式を挙げた。壮大な階段や絵画のコレクションを覚えているという。
ジルさんは割れた窓の向こう…
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