鈴木逸弘
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飼い主がいないネコを引き取って面倒をみる「保護ネコ」活動のシンボルになっている3本脚の三毛猫「ミケちゃん」(推定14~15歳)が19日、息を引き取った。飼い主で、鍼灸(しんきゅう)マッサージ治療院「やすらぎ治療室」=千葉県市川市行徳駅前1丁目=院長の冨森猛さんは「ハンデを負った過去を振り返らず、一日一日を大切に生きる姿勢を教えられた」と振り返った。同院で25日午後1~4時に「ミケちゃんお別れ会」を予定している。
冨森さんがミケちゃんの飼育を始めたのは約10年前。雨の日、右の後ろ脚がないネコがガラス越しに中を見つめていた。「3本脚で屋外の生活では、誰かの助けがなければ長く生きられないだろう」。保護ネコとして育てることを決意した。
同院の利用客や地域住民、冨森さんのX(旧ツイッター)を通じて知ったファンらに愛された。その後、悪性リンパ腫や白血病などミケちゃんに様々な試練がおそったが元気な姿をみせていた。だが、病気の進行とともに体力が落ち、19日午前7時50分に冨森さん夫婦に見守られて逝った。
保護ネコの活動が盛んな市川市では、60ほどの団体が活動している。ミケちゃんの存在は活動の象徴だった。交流があった保護ネコ団体の関係者からは「病気を抱えながら保護ネコ活動に協力してくれてありがとう」などのメッセージが寄せられた。
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