現場から
大谷翔平に託されたシナリオ 投打の二刀流は「もちろん」来季も継続
ロサンゼルス=大宮慎次朗
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ドジャースの9番打者が左直に倒れて試合が終わった。ブルワーズナインが歓喜の輪を作る。
次打者席の大谷翔平は、硬い表情でベンチに引き上げた。ユニホームから私服に着替えると、報道陣に応じた。
「悔しい思い。今はそれだけ」
3連敗で迎えた崖っぷちの一戦。このポストシーズンで初めて、大谷は従来の「1番」に据えられた。
二回、1点を先取してなお2死一、二塁。その大谷が、内角低めのカットボールを完璧にとらえる。チームのリードを4点に広げる約130メートルの特大3ラン。大谷は約2カ月ぶりのアーチに感情を爆発させた。味方ベンチを鼓舞するようにこぶしを突き出した。
チームがこのシリーズで初めて記録した本塁打でもある。
大谷の目覚めとともにチームも息を吹き返す――。
しかし、そんな都合のいいシナリオは実現しなかった。
相手は大リーグ全30球団で…
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