匿流対策「最大の課題」葉梨康弘国家公安委員長 捜査と被害防止必要
編集委員・吉田伸八 光墨祥吾
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葉梨康弘国家公安委員長は16日、特殊詐欺などの犯罪にかかわる匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の対策について「いま警察が直面している治安上の最も大きな課題だ」と指摘し、捜査力の強化と被害防止の推進が必要との考えを示した。報道各社の取材に答えた。
葉梨氏は、警察が匿流への対策として仮装身分捜査や架空名義口座の制度を導入するなどしてきたとした上で、関係省庁との連携も含め「被害を最小限にすることが大切だ」と説明。犯罪グループ側が匿名性の高い通信アプリやAI(人工知能)など最新の通信技術を使っているとして、「相手の手口に対応する警察力をしっかり強めていく」と述べた。匿流の対策には、国際的な協力も必要だとして、東南アジアなどとの連携を広げる活動に自らも関与していく考えを示した。
また、企業などに対するサイバー攻撃で情報流出が相次ぐ状況について「非常に危機感を持っている」と言及。警察のサイバー部門による捜査と実態解明のほか、企業などに対する注意喚起や被害拡大防止のための取り組みを進めていく必要があると強調した。
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