鳥取・平井知事「区切りつける」来春退任を表明 会見で言葉詰まり涙
富田祥広
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鳥取県の平井伸治知事(65)は21日、県庁で開いた定例会見で、来春の統一地方選で行われる知事選に立候補せず、5期目の今季限りで退任する考えを表明した。今後の政治活動などについては「真っ白。何も考えていない」と述べた。
記事のポイント
・退任の理由は
・会見で言葉に詰まり、涙
・ダジャレで県のPRも
平井知事は東京都出身。東京大法学部を卒業後、1984年に自治省(現総務省)に入り、鳥取県総務部長、同副知事などを経て、2007年の知事選で初当選した。現在、県政史上初の5期目を務めている。
会見で平井知事は「選挙に出て、戦って、あまり負ける気はしないというのが正直なところ」とした上で、「私は『県民の道具』。県民の皆さんや県のために何がベストか、何をすべきかだけを考えて、進退について結論を出そうと思ってきた」と語った。
退任の理由は
退任を決めた理由として、2033年に国民スポーツ大会(旧国民体育大会)が県内で48年ぶりに開かれることを挙げ、「競技施設やスポーツ人材の育成などでさまざまな課題がある。2、3年でできることではない」と説明。「区切りをつけて次の方に託すことが、正しい選択ではないか。私は喜んで身を引くべきだと思う」と述べた。
また、10月17、18日に鳥取県倉吉市であった国内最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい」(防災推進国民大会)を終えたことも理由の一つとした。「非常に良い評価や手応えを得た」と強調。「県職員のパワーや能力を実証した。私がいなくなっても県庁を信頼してもらえるという確信を持った」と説明した。
後継指名について記者から問われると、「その考えはありません。それがデモクラシーであり、地方自治の原点」と即答した。「(知事選の)6カ月前のタイミングで(退任を)申し上げた。時間的な余裕は確保されたはずだ。ぜひ素晴らしい後継者を皆さんで考えていただければ」と話した。
言葉に詰まり、涙
会見の中盤。「今日は1期目によくつけていたネクタイを締めてまいりました。初志は……」。そう話したところで、言葉に詰まり、涙を浮かべた。
「多くの皆さまのおかげで初…
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