栃木県選管は上告断念 一転、現職町長が「当選」の高裁判決めぐり
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3月の栃木県那須町長選で当選した現職に対し、県選挙管理委員会が出した当選無効の裁決を東京高裁が取り消した判決について、県選管は10月16日、判決を受け入れて上告しないことを決めた。
理由を、疑問票の判断基準について見解の相違はあるが、上告の理由となる憲法問題があるとはいえず、判例違反とまでも言えないと説明した。そのうえで同選管は「高裁は過去の判例を機械的に適用したとの印象はぬぐえず、残念に思う」とコメントした。
町長選では、現職の平山幸宏(ゆきひろ)氏と新顔の小山田典之(のりゆき)氏が事実上の一騎打ちとなり、当初の開票では、平山氏は5099票とされ、小山田氏を1票上回って当選した。
町選管による全投票用紙の再点検では、小山田氏の得票が2減って、票差は3に広がった。一方、県選管の裁決では、小山田氏が5106票、平山氏が5104票となり、当落が逆転していた。
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