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世界各地で人権が脅かされる状況を、私たちはどう改善していけばよいのか。国連の人権活動を担うフォルカー・トゥルク人権高等弁務官が、今年6月に始動した「人権のためのグローバル・アライアンス」という運動について、朝日新聞に英語で論考を寄せた。翻訳した全文は以下の通り。
◇
戦争、気候の混乱、分断、強欲。ニュースを見れば、これらが私たちの世界を定義づけると思うかもしれない。戦時の国際法はないがしろにされ、平和には手が届かない。権威主義が分断をあおり、権力は少数の者の手に握られている。
だが、それが全体像ではない。主要ニュースの背後には、より静かで見えにくいが、はるかに前向きな、もうひとつの現実がある。
それは、世界中の大多数の人…
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