「一つのレバノン」背負ってアジアパラへ 競泳に出会った日本で健闘
松原央
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愛知・名古屋アジアパラ競技大会のスローガン「こころを、ひとつに。」を、誰よりも訴えたかったであろう選手がいる。戦禍と分断が続くレバノンで被災した競泳のアブダラ・ヤシン選手(24)。メダルには届かなかったが、「いつか表彰台に立ち、『一つのレバノン』を象徴する存在になる」と手応えを得た大会になった。
レバノン南部のナバティエ県出身。生まれつき両脚が付け根からなく、両手の指にも障害があるが、「体育の授業は休んだことがない」ほど運動が好きで、車いすバスケットやスキューバダイビングに熱中してきた。そんなヤシン選手が競泳を始めたきっかけは日本だった。
今年1月、紛争国や災害地の…
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