「検察なめんな」検事 被告人質問で「強く言えば響いてくれる人」
新谷千布美 遠藤美波
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大阪地検特捜部が手がけた事件の取り調べで「検察なめんな」と怒鳴ったなどとして特別公務員暴行陵虐(りょうぎゃく)罪に問われた検事、田渕大輔被告(54)への被告人質問は20日、3日間の日程を終えた。取り調べでの言動について「もう少し穏当な言い方はあった」などと振り返りつつ、一貫して「うそをうそだと認めてほしかった」と主張。罵倒したり、侮辱したりする意図はなく、「陵虐」には当たらないと訴えた。
この日は、前日に続いて検察官役の指定弁護士による被告人質問が行われたあと、裁判官が被告に質問した。
裁判官は、不動産会社の部長だった男性に対する取り調べが「なぜ、これだけ厳しくなったのか」と問いただした。これに対して被告は「強く言えば、心に響いてくれる人だと思った」などと答えた。
最後に裁判長から「今から振り返れば、どうしておけばよかったと考えるか」と問われた被告は、「私自身、襟を正して、もっと慎重な取り調べをすべきだったと思っております」と述べた。
検察は2022年、被告の取り調べを「不適正」としつつ、内部指導にとどめていた。検察内部でのチェック機能について、3日間の被告人質問では踏み込んだやりとりはなかった。
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