インタビュー
フランスの暴徒は何者なのか 専門家が語る「黒ずくめ集団」の実像
聞き手・坂本進
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フランスで高校生による抗議デモとは別に、一部の暴徒による暴動が各地で起き、混乱が広がっています。市街地で相次ぐ破壊や略奪行為は、いったい誰がどのような目的でやっているのか。フランスでの暴動を長年研究してきた2人の専門家に取材しました。
フランス国立科学研究センター(CNRS)のファビアン・ジョバール研究部長
――ジョバールさんは今年6月、2023年に起きた大規模な暴動に関する調査報告書の作成に携わるなど、フランスでの暴動を研究されてきました。なぜフランスのデモは暴動に発展しやすいのでしょうか。
まず前提として、フランスでのほとんどのデモは暴力を伴わずに行われていることを確認しておく必要がある。
フランスではほぼ毎日、大なり小なり数多くのデモが起きている。映画館の閉鎖への反対や、学校の学級増設、物価高への対策を求めるものなどだ。そうしたデモでは暴力は起きていない。
ただ、破壊や略奪などの暴力が生じるケースには傾向がある。それは、若者によるデモの場合だ。
高校生や学生には労働組合の…
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この記事を書いた人
- パリ支局長
- 欧州、エネルギー、脱炭素、途上国
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