堀篭俊材
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23日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが低下(価格は上昇)し、一時2.755%をつけた。日本相互証券によると、前日より0.115%幅下がり、7月下旬以来約3カ月ぶりの低水準となった。人工知能(AI)関連銘柄を中心に日米で株安の流れが続いているのを受けて、投資家の間に安全資産である国債に資金をシフトする動きが広がった。
「ハイパースケーラー」と呼ばれるデータセンターやクラウドサービスを運営するIT大手によるAI関連の巨額投資が続くなか、将来の収益につなげられるのか懸念が強まっている。そのため、株売り、債券買いの動きが広がり、長期金利の低下傾向が続いている。23日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日終値より214円68銭(0.34%)安い6万2693円16銭で取引を終えた。
来週には米アマゾンやマイクロソフトなどハイパースケーラーの決算発表が控えている。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩氏は「当面は投資家の間にリスク回避の動きが続くが、消費減税の財源など財政への懸念は解消されていない。予算編成のある年末に向けて再び長期金利に上昇圧力がかかるのではないか」と話している。
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- 専任記者|コーポレート・ガバナンス
- コーポレート・ガバナンス、金融、エネルギー
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