現場から
井上翔太
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第103回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会は17日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21・0975キロ)のコースに45校が参加して行われ、トップの東洋大など上位10校が本大会出場を決めた。9位の日体大は初出場から79大会連続。各校上位10選手の合計タイムで争った。
個人1位は山梨学院大のブライアン・キピエゴ(4年)で1時間0分48秒だった。日本選手トップは個人4位だった東洋大の宮崎優(3年)で1時間1分5秒。
来年1月2、3日の第103回大会には、前回大会で10位までのシード校(青学大、国学院大、順大、早大、中大、駒大、城西大、創価大、帝京大、日大)と、オープン参加の関東学生連合を合わせた計21チームが参加する。
「基本的なことを徹底」の先に
こわばった表情で結果発表を待っていた選手たちの間に安堵(あんど)の空気が漂った。日体大が9位で予選通過を決め、日本体育専門学校時代の第25回大会(1949年)から続く連続出場記録を79に伸ばすことになった。
チーム一丸で伝統をつないだ。フリーで走るのは佐藤大和、荻野桂輔(ともに3年)、夏見虹郎(2年)の3人だけ。他の選手は互いを鼓舞しつつ、残り3キロ付近から力を絞り出した。18キロ通過時点で暫定10位につけ、最後はさらに順位を一つ上げた。
今季は苦戦が予想されていた。「3本柱」と呼ばれた平島龍斗(安川電機)、山崎丞(花王)、田島駿介(愛知製鋼)の主力3選手が卒業し、玉城良二監督は「予選会で20位ぐらいのチーム」と評していた。
新チームではレースで結果が出ず、けが人も相次いだ。そこから「基本的なことの徹底」を合言葉に、立ち止まってのあいさつや整理整頓、体調管理など「走るための環境面」に目を向けた。結束力が高まり、夏合宿あたりから手応えを感じるようになった。
玉城監督は「(連続出場は)大学の財産。プレッシャーじゃなくて、力になってくれれば」。「弱い」という前評判を覆し、伝統校のプライドを示した選手たち。次は本大会でのシード権獲得をめざす。
▽総合記録
①東洋大 10時間31分30秒
②中央学院大 10時間33分31秒
③東海大 10時間33分41秒
④専大 10時間33分42秒
⑤東農大 10時間34分33秒
⑥山梨学院大 10時間35分18秒
⑦大東大 10時間35分23秒
⑧神奈川大 10時間36分48秒
⑨日体大 10時間39分52秒
⑩法大 10時間40分8秒
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