武井風花
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酒造大手の宝ホールディングス(HD、京都市)は23日、2026年4~6月期の決算を約2カ月遅れで公表した。8月に監査法人からバイオ事業を手がける子会社「タカラバイオUSA」の会計処理に不明点があると指摘されていたが、弁護士などを交えた調査の結果、会計処理上の誤りで、意図的な不正会計は確認されなかったとした。業績への影響は軽微で、過去の決算の訂正も必要ないという。
決算は、売上高が1032億円(前年同期比10.6%増)、営業利益は29億円(同14.7%減)、純利益は36億円(同12.4%減)だった。
宝HDを巡っては、約20%の株式を保有する筆頭株主の「バリューアクト・キャピタル」が22日、臨時株主総会の招集を請求したと表明。経営目標の未達や利益率の低迷を理由に「取締役会が経営陣を監督できていない」と主張し、社外取締役3人の解任を求めている。
23日の決算説明会で、宝HDの宇佐美昌和広報・IR部長は決算発表の遅れについて「関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけし、おわび申し上げる」と話した。バリューアクトの株主提案については「意見は真摯(しんし)に受け止める。内容を慎重に精査し、今後の対応を決めたい」とした。
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この記事を書いた人
- 経済部|大阪駐在
- 関西経済、機械・製造業、観光と暮らし
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