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最速157キロを誇り、世代ナンバーワン投手と評された横浜高(神奈川)の織田翔希(しょうき)(18)が15日、アメリカ球界に挑戦する意向を表明した。同校で記者会見を開き、「世界一のピッチャーという目標に向け、アメリカの地で挑戦することに決めた」と語った。アメリカの大学への進学も選択肢に入れているという。
日米の球団から高い評価を受けており、その進路が注目されていた。9月のU18(18歳以下)アジア選手権に高校日本代表のメンバーとして出場した後、進路について「考えて決めたい」と話していた。10月の国民スポーツ大会で高校最後の試合を終えた後は、進路について明らかにせず、今月14日までにプロ球団との面談を終えた。
織田は身長186センチの体格を生かした豪速球が持ち味。2年春の選抜大会では同校の19年ぶりの優勝に貢献。今年7月の全国高校野球選手権神奈川大会では決勝などで157キロを計測した。
さらに神奈川代表として出場した8月の甲子園では、大会史上最速となる156キロをマーク。9月にプロ志望届を提出した。
日本の高校から直接、大リーグ入りをめざす場合は今後、「国際アマチュアフリーエージェント(FA)」という制度を利用して球団との契約に臨む。
国際アマチュアFAの選手は大リーグ全30球団と自由に契約交渉できるが、マイナー契約しか結ぶことができない。現行の制度では資金力の豊富な球団による若手の乱獲を防ぐため、各球団には年ごとに「国際ボーナスプール」と呼ばれる予算額が割り当てられている。複数の選手と契約する場合にもその予算額内でまとめる必要がある。
高卒投手の場合は、一般的に3~4年間は育成プランとしてマイナーで過ごすことが考えられる。
近年、日本の高校トップレベルの選手が日本の大学やプロ野球を経ずに大リーグに挑戦する例が続いている。
織田と同じ高卒で国際アマチュアFAを利用した例では、高校通算45本塁打を放ち、最速153キロを投げた桐朋(東京)の森井翔太郎が「早く慣れることで、大リーガーとしての稼働時間を増やしたい」と2024年に挑戦を表明した。昨年、契約金151万500ドル(当時のレートで約2億3600万円)でアスレチックスとマイナー契約を結んだ。
国際アマチュアFAを利用していない例としては、高校歴代最多とされる通算140本塁打を放った佐々木麟太郎が花巻東(岩手)を卒業後、米スタンフォード大に進学。昨秋の日本のドラフト会議でソフトバンクから1位で指名されたが、今年7月の大リーグのドラフト会議でマーリンズから8巡目指名を受けて、契約金21万200ドル(当時約3400万円)で入団した。
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