共和党と民主党の違いは わかりやすく簡単にアメリカ二大政党を解説
岩見梨絵 小倉誼之
アメリカの政治は二大政党制だ。2026年11月の中間選挙は、トランプ大統領の「共和党」が連邦議会の多数派を守るか、「民主党」が奪還するかが焦点となる。両党にはどんな違いがあり、どういった有権者がそれぞれの政党を支持しているのだろうか。
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個人の自由や自助を重んじ、伝統的な価値観を大事にするのが共和党(保守)。政府に積極的な役割を求め、福祉や人権を重視するのが民主党(リベラル)だ。
日本の政党と違い、両党とも「党首」はいない。各党とも、党員である政治家の間で意見の違いはあり、党内の路線対立もしばしばみられる。
伝統的に「小さな政府」を目指してきた共和党は減税、政府の役割を重んじる民主党は、富裕層や大企業への課税強化を主張する。
人工妊娠中絶をめぐっては、共和党が制限する立場なのに対し、民主党は、女性が「選ぶ権利」を重視する。
気候変動やエネルギー政策では、共和党が石油や天然ガスなどの増産や環境規制の緩和を求めるのに対し、民主党は、温室効果ガスの削減やクリーンエネルギーの普及に力を入れる。
移民政策では、共和党は国境管理の強化や、不法移民の強制送還に力を入れるが、民主党は一定の条件で不法移民に合法的地位を与えることを支持する。
トランプ氏の登場で変化
トランプ氏が初めて当選した2016年の大統領選以降、両党ともに支持層の変化がみられる。共和党は、大卒以外の白人に加え、24年の前回大統領選ではヒスパニックなどにも支持を拡大した。一方、民主党は白人労働者からの支持が弱まり、大卒以上の層に支持を広げてきた。都市部でも強い。
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