深掘り
皇位継承議論、向き合わない高市政権 女性・女系天皇容認を警戒か
森岡航平
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歴代政権にとって重い課題であり続ける安定的な皇位継承のあり方に、高市政権は正面から向き合おうとしていない。
10月7日、衆院本会議。高市早苗首相(自民党総裁)は、皇位継承のあり方を議論する新たな有識者会議について「今直ちに設置する考えはない」と述べた。改正皇室典範の付帯決議では、「安定的な皇位継承を確保するための方策」を「引き続き、検討する」と記しているが、議論を急ぐ考えはないことを示したものだ。
今回の改正につなげた衆参両院の正副議長と与野党代表による議論は「皇族数の確保策」に限定された。皇位継承のあり方には各党で考え方に隔たりがあり、喫緊の課題に絞ることで結論を見いだすことを優先した。
それでも、議論を通じて政府・与党内における皇位継承の「男系男子」へのこだわりは浮き彫りとなった。森英介衆院議長(自民)は「養子に男の子が生まれれば皇位継承権を持つ」と言及。自民の立場を代弁したとみなされ、女性・女系天皇の検討を求める野党は反発した。
そもそも首相こそが、男系男…
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- 政治部|首相官邸担当
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