クマの緊急銃猟、市長承認から課長らに権限拡大 迅速化へ、八王子市
渋谷正章
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都内初の緊急銃猟を実施した東京都八王子市は20日、現在は実施に必要な市長の承認について、市長ら幹部が対応できない場合、課長や課長補佐、主査などの職員が代理で承認できるよう権限を委譲すると発表した。9月28日に実施した際、警察から市に連絡が入ってから駆除まで約2時間かかり、批判が上がっていた。
初宿和夫市長がこの日の定例記者会見で明らかにした。市が9月上旬に公表したマニュアルでは、副市長をトップとする対策本部を設けて必要性を判断し、市長が承認する仕組みだったが、28日は幹部が市議会に出席していたことなどから承認に時間を要した。
このため市は、対策本部の設置を省略することができるようにし、市議会の開会中は議事を止めて緊急銃猟を速やかに判断できるようにマニュアルを改めた。原則として実施の最終判断を市長が行うことは変わらないが、市長ら幹部が海外出張や病気などで不在の事態を想定し、承認権限を広げた。改定により、従来2時間かかっていたケースでも1時間程度で緊急銃猟を承認できるとしている。
市内では今月17、18日にもクマが出没したとの情報が市に寄せられており、初宿市長は「八王子でもクマが人の生活圏に近づいている。様々な知見や訓練を通じ、即応できる態勢を作らないといけない」と話した。
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