下位打線躍動のソフトバンク、山本祐大は古巣に恩返し 日本シリーズ
鷹見正之
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(24日、プロ野球日本シリーズ第1戦 福岡ソフトバンクホークス3―1横浜DeNAベイスターズ)
頼りになるのは上位打線だけではない。頂上決戦で躍動したのはソフトバンクの下位打線。パ・リーグ王者が底力を見せつけた。
延長十一回だ。1死一、二塁で、8番に入った庄子雄大が打席に向かう。1ストライクからの2球目。外角への直球を捉えた打球は前進守備の左翼手を越えた。1点を勝ち越し、さらに代打・柳町達の左犠飛で突き放した。
日本ハムとのクライマックス・シリーズ最終ステージでは、打率4割5分5厘。最優秀選手に選ばれた「ラッキーボーイ」の勢いは衰えていない。
7番の山本祐大も躍動した。互いに無得点で迎えた七回無死一塁で、左翼線に二塁打を放った。続く庄子の二ゴロで1点を先取。均衡を破った。
5月にトレードでDeNAから移籍した山本祐は、古巣との対決を心待ちにしていたが、6月の交流戦は左手骨折で出場できなかった。「本当に楽しみ。試合が始まったら気持ちが高ぶるかもしれないが、平常心で自分の役割を全うするだけです」。日本シリーズ前、そう話していた。
2017年秋のドラフト9位でBC滋賀からDeNA入り。そこからはい上がってきた。育ててもらった「恩」を感じている。
4時間を超える激闘を制したソフトバンクの小久保裕紀監督は「苦しい展開だったけど、庄子がよく打ってくれた。あと三つ勝つことに集中したい」と力を込めた。
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