死刑執行のライブ配信、「やらない」とトランプ氏 計画は知らず?
ニューヨーク=田中恭太
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トランプ米大統領は15日、12月に予定している銃殺による死刑執行をめぐり、「(ライブ)配信は行われない」と発表した。ヘグセス国防長官が執行をライブ配信する計画を明らかにし、超党派で批判が相次いでいた。
トランプ氏はSNSへの投稿で、ライブ配信をすれば「米国がテロリストや『くず』にどう対処するのかを世界が目撃し、強い抑止力になったかもしれない」と述べた。一方で「多くの善意ある人々は、ライブ配信などを通じて彼が死ぬ様子を見ることを望んでいない」と記した。
銃殺による執行は予定通り行うとし、犠牲者の遺族については、希望すれば現場に立ち会えるとした。
政府が執行を予定しているのは、2009年にテキサス州の陸軍基地で銃を乱射し、米兵ら13人を殺害した、元少佐のニダル・マリク・ハサン死刑囚(56)。ヘグセス氏が今月8日、保守系テレビ局の取材で執行をライブ配信する考えを示すと、「独裁政権のすることだ」などと批判が噴出した。トランプ氏は「最終的に私が決断する」と述べ、非公開とすることに含みを持たせていた。
米CNNは13日、関係者の話として、トランプ氏がヘグセス氏の発表まで執行の中継計画を知らなかったと伝えた。顧問らに考えを聞く中で、ハサン死刑囚が下半身不随で車いすを使っていることを知り、中継に抵抗を感じるようになったという。
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