細沢礼輝
[PR]
JR東海は16日、東海道・山陽新幹線を走る主力車両「N700S」の後継となる次世代車両「S0系」を開発すると発表した。自動運転システムを搭載するとともに、地震対策としてブレーキ力を強化する。2029年7月の営業運転開始をめざすという。
東海道新幹線のフルモデルチェンジは9年ぶり。S0系の名称は「Shinkansen(新幹線)」や「Supreme(最高の)」の頭文字「S」と、新幹線の新たな進化の基点を示す「0」を組み合わせたという。
最高時速はN700Sと同じ東海道区間285キロ、山陽区間300キロだが、運転士が出発時にボタンを押すだけで、次の駅に停車するまで自動運転するシステムを導入する。省エネ運転を実現し、徐行規制などがあった場合でも遅れを最小化できるという。
地震発生時に用いるブレーキは、揺れを検知してから作動するまでの時間を現在の2秒から0.2秒に縮める。制動力も強化し、緊急停止するまでの距離を5%短縮する。車内設備は、3両あるグリーン車のうち10号車は隣の座席との間に大型の仕切りを設け、プライベート感を高める。
自動運転機能や新たな地震ブレーキ、グリーン席は28年4月以降、N700Sにも追加装備される予定だ。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
この記事を書いた人
- 東京社会部|鉄道担当
- 鉄道を中心とした運輸部門
関連トピック・ジャンル
ジャンル
